寝過ごす。。。

仕事の都合で、

滋賀から他県に電車で移動しました。

 

コロナ禍とはいえ、

一度もお会いしたことのない

初めての人であり、

”今後よろしくお願いします”

という挨拶も兼ねて、

かつ、

いくつもの確認事項を

微妙なニュアンスも含めて知りたかったこともあり、

そして、

至急の案件ということもあり、

お会いしました。

 

まぁ、

その方との事業に関しての打ち合わせは

滞りなく終わったのですが、

 

 

さぁ、

ここからが、自分との闘いです。

 

否、

 

「眠け」との闘いです。

 

 

毎度毎度のことなのですが

僕は長距離の移動の際には、

ほぼほぼ眠ってしまうのです。

 

電車での移動なので、

 

平日まいにち往復2時間半の

自動車通勤をしていた頃の眠けとの闘いと比べたら

安全性の面でまったく心配ないのですが、

 

それでも

寝過ごしてしまっては

それなりに大変です。

 

「また(タクシー)か!」

と嫁さんに叱られてしまいます。

 

 

僕は長時間の移動の際には、

大事な荷物は

いつも身体にグルリと巻き付けるようにします。

 

ふと目が覚めたときに、荷物を残したまま

あわてて飛び降りないように。

(あと、盗難防止のためにも。)

 

折り返しの終電がない夜遅くに帰路につく場合には、

いちおう、目覚ましとして

アラームをセットしておきます。

 

もしも数駅手前で目が覚めた場合には、

もうそろそろ到着なので、

再度の熟睡に突入しないよう

席を立つことにしています。

 

 

そのような対策の中、

今回の移動では、

 

またもや、

聞いたこともないような駅で目が覚めました。

 

「またか。。。」

 

僕の前に座っていたはずの

サラリとした髪の女性はもういません。

 

代わりに、ハゲの中年男性が座っています。

(僕がガラスに映ってるだけなのかな。。。)

 

 

ドアがプシューと閉まります。

 

次の駅も、また知らない駅。

 

どこだ

ここは。。。

 

 

時間的にはまだ薄暗い程度なので、

折り返しの終電は終わっていません。

 

だから、安心、平気です。

(時間のロスにはなるけど。)

 

 

知らない駅ではむやみに折り返さずに

寝起きでぼーっとしたまま

何駅か過ぎると、

 

知っている名前の駅が出てきました。

 

 

ここではじめて、

自分が乗り過ごしたわけではないことが判ったのです。

 

あわてて途中で降りなくてよかった。。。

 

 

知らない駅を見たのは、

いつもの速い電車なら通過していた駅で、

今回は途中から各駅停車になっていた

ただそれだけのことでした。

 

 

安心したと同時に、

なんだ、つまんない

 

乗り過ごし最長記録に

ならなかったじゃないか。

 

 

自虐ネタになるような

小話になるような

武勇伝になるような

結果にならず。

 

お預けか。

 

 

こんな風に、

ちょくちょく

何かちょっとしたマイナスを探しているおれ。

 

そんな程度の

マイナスの出来事が

実はうまくバランスをとってくれて

全体の運が良くなると

経験上知っているから。

 

 

勝ちすぎない

良すぎない

これはけっこう大切なこと。

 

 

今回乗り過ごせなかったので、

 

代わりに今夜は

犬のウン〇でも踏んで帰るか。

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。