心地よい寄り道

(これは日記です。)

 

お客様を訪問した帰りに

心地よい「寄り道」ができました。

 

京都方面のお客様です。

 

 

前までは

そのお客様を訪問する時間帯は、

夕暮れ時が多かったのですが、

 

今回は

お昼ごろの訪問ということになったので、

まだ明るく、

前から気になっていたその近くの「お寺」さんに

帰りに立ち寄ってみることにしました。

 

そのお客様のところへは

いつも車で移動しています。

 

今までも

カーナビにでっかく映ってたんですよね。

一瞬で何かがあると分かるくらいに。

 

今回の訪問は、

帰りもまだ明るいし、

ちょっとした時間の余裕もあったので。

 

せっかくなので、

寄り道を。

(最近、せっかくなので、を意識して大事にしようとしています。)

 

 

有料駐車場の入り口をはいってすぐに

アスファルト舗装の大きな駐車場があったのですが、

 

その駐車場の奥の方に、

「駐車場 →」

と赤い矢印が書かれた看板を見つけたので、

 

その矢印の方向に

車のままさらに進んでいきました。

 

ランドセルしょった小学生がちらほらいましたが、

大人はほとんど見かけません。

 

とにかく広い敷地で、

その赤い矢印の先にはこれといった駐車場らしい場所が見当たらず、

このさき何処に行ってよいのかわからなくて

それらしき方に向かって?石畳の道をぐるぐるしていると、

 

参拝券売り場の女性が出てきてくれて、

駐車場がどこにあるのかを案内してくれました。

(笑顔が素敵だったなぁ。道に迷ってみるのものだ。)

 

で、駐車場は、

元のアスファルト舗装の大きな駐車場だったのね。

(あの矢印は何だったのかな?)

 

敷地内に小学校があるから、

運転には気を付けてください、とのこと。

 

このお寺の大きな敷地内に

小学校があるなんて。

(すげえ。通いたい。)

 

 

そんなことを思いながら、

元の駐車場に戻って、散策開始です。

 

しかし、

誰もいない。

 

=(イコール)

 

どこに行っていいかよく分らない。

広すぎるし。

 

 

進行方向には、

誰もいない。

 

 

 

ふり返っても、

誰もいない

 

途中に小学生とすれ違いましたが、

道を聞けない。

案内してもらえない。

(通報されたくない。)

 

 

先ほどの参拝券売り場の方向に向かって歩いてみると

途中に霊宝館という場所がありました。

霊宝館のうち、

どうやら1棟だけ開いていて

中に入れるみたいです。

 

 

門の中に入ると、

 

やはり誰もいません。

 

先に進むと

霊宝館で開いている棟が見えてきました。

 

 

写真には撮れませんでしたが、

この建物の中には仏像が幾つもあって、

 

僕の好きな、

千手観音菩薩

不動明王

大日如来 金剛界

大日如来 胎蔵界

がありました。

 

それから、

如意輪観音の坐像も。

 

【如意輪】…法輪を転じて一切の願いを成就させるのでその名となっています。

 

ほほう。

 

これは

 

覚えておかなければ。

 

 

 

さて、

拝観券売り場へと進みます。

 

 

先ほどの女性が笑顔で出迎えてくれました。

これだけで、

来た甲斐があった、というものです。

(写真は撮れませんでしたが。)

 

 

拝観券を買って、

三宝院というところに入ることにしました。

 

 

唐門

 

 

三宝院

 

 

なんだったかな?

 

 

そして、

庭園

 

見事なまでの

この空間を、

本日独り占め。

 

 

緊急事態宣言だからなのか、

平日だからなのか、

小学生以外ほとんど人を見かけませんでした。

 

 

「せっかくなので」

が、功をなした格好です。

(これも独立の賜物かな。)

 

 

敷地の4分の1ほども見れていませんが、

今回はもうお腹いっぱいなので

帰ることにしました。

 

 

また来よう。

 

 

一とおり見て回るには、

あと3回くらいは来ないといけないかな。

 

今度からはここは昼間の訪問に決定ですな。

 

 

ということで、

出口(元の駐車場)のほうに戻って、

 

「醍醐寺」の看板に再び目を向けると、

その横に、

 

なんと

「世界文化遺産」

の文字が。

 

 

 

 

おそっ

 

 

 

でも、

 

あー

やっぱりね。笑

なっとく。

 

 

こういうのを繰り返していくと

目が肥えてくるんでしょうね。

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。

 

※世界遺産の一つに、古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)があります。

醍醐寺は、その構成資産の一つとして登録されております。