他人の影響を受けてもいい
他人の影響を受けてもいい
自分らしさや、オリジナリティが必要だ、
とか
他の人との差別化が必要だ、
とか、
色々なところで聞いたり、本で読んだりすることがあります。
(僕は特にビジネス系で)
もちろんこれは正しいことで、
ぜんぜん間違ってはいません。
その通りでございます。
でも僕は、
答えというか、正解は、
それだけではないと思っています。
オリジナリティ => 仕事で求められること
は十分に成り立ちますが、
ビジネスで求められること =>オリジナリティ
を考えると、
オリジナリティは必要条件ではないことがわかります。
もちろん、
自分らしさも、
オリジナリティも、
他の人との差別化を図ることも、
特に個人で仕事をするうえでは(あるいは、そうでなくても)、
とても大切なことなのですが、
(とても羨ましいことですが、)
僕は、
他人の影響を受けても全然良いと思っています。
というか、
人は生きていたら、
自分以外の何かから、何らかの影響を必ず受けるものです。
太陽とか、月とか、四季とか、環境などの影響もありますが、
もちろんココではビジネス上のこと、
人付き合いとか、読書とか諸々を想定しています。
生きていたらたくさんのことに関わり、
その中から、
自分が必要と考えるもの、
良いと考えるもの、
欲しいと思うもの、
なりたいと思う姿、
こうありたいという振る舞い、行動
など、
あらゆることからの中から、
自分自身で取捨選択していることが多いのでは、と思うのです。
だから、
他人から(書籍なども)の影響を受けてもいいし、
言葉を変えれば、
じつはその取捨選択こそが、
自分らしさであったり、
オリジナリティであったり、
他の人との差別化であったりするのかなとも思います。
もちろん法律で定められているようなこと、
○○権を、まんまパクるようなことはダメですし、
後ろ指さされるようなこともダメなのは、
言わずもがなです。
自分のオリジナルじゃなきゃダメなんじゃなかろうか、
とか、悩むことがあったりするかもしれませんが、
他人の影響を受けてもいいし、
むしろ他人の影響を受けない人などいない、
くらいに思っておけばいいのかなと。
そして、
その影響度合い、取捨選択がどこかで定着してきたら、
それこそが
”らしさ”
というものにもなるんじゃないでしょうか。
それはそれで自分のオリジナリティの完成でもあります。
ご覧いただきまして誠にありがとうございました。