高揚感には過度に煽られない、悲壮感には耳を傾けてみる

いまこの○○株式が熱い、とか、

いまこの○○商品がバカ売れ、といったように、

広告の表現に煽られることがあります。

 

資格にしても、

いまこの○○資格があると有利、みたいな表現も

見聞きすることがあります。

(最近、僕は目にしなくなりましたが。)

 

こういった高揚感を与えられるような表現には、

反応はしますが、

僕は飛びつかないようにしています。

 

株式や商品なら、あとになって気に入らなければ手放して(損切りして)

それで済むはなしではあります。

でもそれが、資格となると、

大切な時間も使ってしまいます。

 

とくに税理士試験のような資格だと、

いま税理士の資格が熱い、

と”仮に”いわれたところで、

じゃあ

とすぐにとれるようなものではありません。

 

人生をかけるくらいの覚悟も必要になってきます。

もちろん、サラッと合格する人も中にはいらっしゃるの”かも”しれませんが、

ふつう僕のようなレベルだと、

サラッとしただけではまず合格なんてできるものではありません。

 

だから、

いま○○があると有利、みたいな

高揚感が得られるような表現には、

覚悟(時間とか、大金とか)が必要なものについては、

煽られないようにしたほうがいいと思っています。

 

 

一方で、

 

今後10年間でなくなる職業

というものも見かけます。

(これも僕は最近はあまり目にしなくなりましたが。)

 

こちらは、悲壮感が漂いますよね。。。

 

税理士という職業についても

今後10年間でなくなる職業

といったものにランクインされているのですが、

 

これについても、同じように、

煽られないように、

過度に反応しないように、

悲観しないように、したいところではあります。

 

飛びつかないように、

といった面で、

そうしたいところではある、

ということなのですが、

 

実は、僕は、

これについては、

”聞く耳”をもったほうがいいんじゃないか、

とも思っています。

 

やっぱり、

将来なくなる職業といったものにランクインされる時点で、

 

・技術の進歩とか、

・時代の流れとか、

・法改正とか、

諸々の影響を受けるものであったりすると思いますし、

また、

・従来の標準的なサービスへの不満、

といったものも、ランクインの要素に含まれているんじゃないかと思っています。

(偉そうなこと言ってすいませんが、そう書かれていたりします。)

 

ランクインされた時点で

必要以上に悲観する必要まではありませんが、

 

僕は、税理士として、

そのランクインには

煽られてもいいんじゃないかと思っています。

 

じゃあ、

具体的になにをするのか、

どういう方向性でいくのか、

ということを意識していかなければならないのでしょう。

 

さきほど掲げた諸々の影響を受けないような方向性、

標準的なサービスをどこに置くのか、

といったことです。

 

日々、鍛錬が必要だということですね。

 

 

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。

 

高揚感には、過度に煽られないこと、

悲壮感には、耳を傾けてみること、

かなと思います。