久しぶりの映画館での映画

僕は、1年の間に、

それほど多くの本数の映画を観ることは元々なく、

 

その多くはない本数の映画を観るときには、

あえて映画館で、ではなく、

家や、事務所で済ませることがほとんどです。

普段は、

家や、事務所のちいさな画面で観ています。

 

家や、事務所の空間にしてみれば、

まあそれなりの大きさの画面かもしれませんが、

 

やはり映画館だと迫力がぜんぜん違いますね。

スピーカからの音もぜんぜん違います。

まわりに他に観客がいるのか、いないのかでも、

ぜんぜん違います。

 

 

さて、昨日は、

久しぶりに、映画館で、映画を観ました。

 

その映画は、

プライベートでも仕事でも

いくつもの場面でお世話になっている友人から

コロナ解禁?前からずっとお誘いを受けていた映画で、

その映画を一緒に観に行くことになりました。

 

仕事で大阪方面に用事があったのですが、

仕事での行き先も、仕事のあとからの映画の上映時間までのひととおりの行動も、

パズルのようにピッタリはまる、

ということで、

映画を観に行きましょう、とお互い都合よくなりました。

 

 

ちいさな劇場で、

僕と友人を含めて、お客さんは5人。

それでも、立派な映画館です。

 

映画とはというと、

 

 

なんども泣きました。

 

 

 

その友人曰く。

この映画は、監督さんから舞台あいさつで直接、

この映画はエエからね、

と、推薦をうけて、

 

また、

その映画の出演者からも、

この映画に満足いかなかったら返金します笑、

とまで言われていた、とのことです。

 

僕は事前にネットであらすじを読んでいて、

おそらく、すこし”重ため”の映画なんだろうなぁ、

社会の暗部というか、

普段はあまり目にしたくない部分も目にすることになるんだろうなぁ、

と身構えてはいたのですが、

 

それほどまでに身構えるような心配などはなく、

最初から最後まで、

素晴らしい展開に感動しました。

 

出演者たちに見事なまでに”入って”しまって、涙もろくなった僕と、

このストーリーの展開で、最後の”オチ”はどのようにつけてくれるんだろうと、ハラハラと心配な僕が、

2時間にわたって交互にまじりあっていたのですが、

最終的には、

僕が身構えていたオチを超えてくれるエンディングに仕上げてくれて、

とても嬉しかったです。

 

すこし重たいかな、とも感じられる問題を背景として扱っていたのに、

全体的にバランスの良い仕上がりになっていて、

その点にも、とても満足しました。

 

 

僕はそれほど多くの映画を見てはいないのですが、

それでも、

僕のなかでは、

ベスト・オブ・令和3年、の映画だろう、

と思っています。

 

 

誘ってくれた友人には感謝しています。

 

 

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。

 

今回の映画は、娘と一緒に観るのには抵抗がある映画かもしれませんが、

妻には勧めてみたい映画でした。

 

 

追伸:

「ひとくず」という映画です。

自分の感想はすこしは書いていますが、

ネタばれはぜんぜん心配ないだろうとのこと、

そして、監督や出演者をすこしでも応援できればとのことから、

追伸として、ここに記載しておきます。

2021/11/13