学生の通学時間帯に自転車を漕いでみて、、、

僕は事務所まで、

普段は車で通っています。

 

車での移動を主体としているのですが、

 

天気が良い日で、

丸一日とくに外出もなく(誰にも姿を見られず)、

かつ、僕がソノ乗り気になったときには、

ジャージっぽい恰好をして、

徒歩で、

事務所に通うときもあります。

(いちおう徒歩圏内です。)

 

また、その日の諸々の都合によっては、

娘の自転車を借りて、

自転車で事務所に通うときもあります。

 

自転車で事務所に通うとき、

時間帯によっては、

学生たちのラッシュアワーと時間が重なるときがあります。

そのときは僕も、

自転車通学している高校生たちに交じって移動することになります。

 

 

今朝は、

高校生たちに交じって、

自転車で通う日でした。

 

そこであらためて感じたのは、

彼ら、彼女らの、自転車の漕ぐ速さが、

僕の普段のスピードよりも、かなり速いということです。

 

僕が乗っている自転車も、

彼ら、彼女らの自転車とほぼ同様に、

ママチャリながらも、いちおう三段階の変速ギアが付いています。

これだと、スタート時の加速もあるし、

巡航速度もあると思っています。

 

 

それなのに、です。

ちょっとでも油断すると、

今では、

彼ら、彼女らに抜かされてしまうのです。

 

あれっ、

おれって自転車漕ぐの、こんなに遅かったっけ…

と、

すこしショックを受けました。

 

たしかに、僕も、

彼ら、彼女らの年頃のときには、

自転車を漕ぐのは、かなり速かったと思います。

 

僕が高校2~3年生くらいのときは、

ぶっちぎりトップだったかなと。

 

今から思えばちょっと危ないのですが、

見通しの良い交差点だと、

タイヤ側面が地面に保たれるギリギリの角度まで車体を倒してコーナーを曲がっていましたし、

その際に自転車がスリップしたら、

バチンと地面を蹴り上げて転倒を防止し、

体制の立て直しをしながらコーナーを加速して出ていって、

そのまま直線コースを猛ダッシュしていました。

(原付に劣らないくらい。)

 

なのに、

今朝はというと、

 

自転車のサドルに座ったまま自転車を漕いでいる女子高校生2人に、

シャー・シャーと抜き去られました。。。

 

シャー・シャーというのは、

彼女らの自転車のペダルの音です。

(今朝のこの音が、今でも僕の心に残っています。)

 

 

やはり、体力というのは、

自分が思っているほど保たれてはいないのでしょう。

(再認識です。)

 

残念ながら、

年とともに、衰えも進んでいってしまうので、

何もしなければ現状維持すらかなわず、

ちょい先を行くくらい、

ちょい成長を感じるくらいで、

ようやく現状が維持されるくらいだと思います。

 

 

これは、自転車漕ぎだけではありません。

視力もコワイくらいです。

ほかにも。。。

 

人間は成長を止めることはできません。

(今回の場合は、老いですが。)

 

 

ここは、

5段階ギアの自転車にするなどといった、

お金での解決の道には進まないで、

自身の体力で解決することにしようと思います。

 

再度、通学時間帯の自転車行列に参加することにします。

 

これでひとつ、

普段とあまり変わらない朝の移動にも、

楽しみを持たせることができました。

 

 

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。

 

信号の遵守や、交差点での減速と左右確認、

そして、ダンゴにならずに、きれいに一列になって移動する交通マナーは、

ここの高校生は、しっかりと守っています。

 

年より目線にはなってしまいますが、

今の高校生の、交通ルール、マナーには、安心しました。

 

スピード競争ではありませんが、

僕と条件は同じだ、ということです。