マスクだと顔が分からないけど、ZOOMだと。

何度かお会いしているのに、

その人の顔を知らないことがあります。

これは、

お互いさまに、だと思います。

 

僕がその人の顔全体を知らないのと同じように、

その人も、僕の本当の顔を今でも知らないと思います。

 

コロナ以後、こういったことが、

僕には、何回か発生しています。

 

鼻よりも上の部分までかぶせるような大きなマスクはしないので(それだと覆面になるので)、

鼻よりも上の部分は、もちろん見えています。

目と、おでこ、髪の毛、耳のかたちはもちろん分かるのです。

(耳をあまり凝視したりしませんが、、、)

 

でも、マスクで鼻と口がふさがれていたら、

顔の面積のだいたい半分くらいは隠れてしまうので、

やっぱり、ほんとうの顔はわからないことが多いです。

 

場面によっては、フェイスシールドでもいいのかもしれませんが、

口元を中心に曇ってくることもあるので、

僕にとっては、マスクのほうが都合がいいのです。

 

ということで、僕も、その人も基本的にはマスクだと思うのですが、

マスク顔しか知らないと、

その後、どこかでお会いしても、

この人だ、という自信を持てずになっています。

声を聞いてようやく認識できるくらいでしょうかね。。。

 

3回ほど、友人だと思って親しげに声をかけてしまったことがあり。

その後は、より慎重になりました。

 

 

もっとも、

マスク生活の当初、

 

コロナが広がってから、

僕はマスクが好きになっていました。

これは丁度いいや、と。

 

自分のでっかい頬っぺたを隠せるし、

そのおかげで、顔がシュッとした風にみられると思ったからです。

仮に前歯に昆布がくっついたままでいようが、

気にもなりませんし。(仮に、です。)

 

自分のことを棚に上げて、になるのですが、

じっさいマスクをしている人を見ると、

街往く知らない人たちの顔までシュッとしてかっこよく見えるな、と感じました。

 

そんなことから、

本来のマスクの持つ機能を超越して、

マスクってすげえ、マスクって便利なもんだなぁ、

と思ったものです。

 

 

でも、

 

やっぱり、物足りなさを感じてくようにもなるんですね。

次第に。

 

じかにお会いしたときに、

食事を一緒にするとか、

コーヒーを飲むとか、

そういったことがあれば、一時的にマスクを外す瞬間も生まれます。

そのときに、素顔をお互いに見合わせることができるのですが、

でも、そういった機会がないままだと、

ちょっとした物足りなさを感じてくようになってきました。

 

顔が分からないよ、、、と。

 

これだと、

ZOOMのほうが、まだ顔認識できて、

親近感がわいてくるんじゃないか、

と思った次第です。

 

 

実際に、先日、

一度はじかにお会いしたことがある人との、二度目の打ち合わせで、

それをZOOMですることとなったのですが、

 

ZOOMで、お互いにマスクなしの状態で”お会い”したときのほうが

僕はその人に親近感を持つことができました。

 

会話のほうもテンポよくつながったと思います。

 

もちろん、お相手の人や、その内容によって、

じかのほうがスムーズなのか、

ZOOMのほうがスムーズなのか、

いろいろな評価はあると思います。

 

とはいっても、

お互いに顔全体が見れるようになるのなら、

ということで、

最近の僕にとっては、

ZOOMのほうに軍配が上がることが増えています。

 

 

ちょっと残念だったのが、

ZOOMなのに、マスクをしたままの方がいらっしゃったことです。

その場所が共有スペースだから、

とおっしゃっていました。

なるほど、

まあ、それなら仕方がありません。

マスクははずさないようにしてくださいね。

 

 

ZOOMは、オンラインのもつ便利さからの評価ももちろんありますが、

マスク顔にならなくてもいい(お互いに顔が見える)、という評価も加えると、

便利機能以上の評価があってもいいのでは、と最近になって、思いはじめています。

 

 

 

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。