しなくてもよかった、とは思わないこと
しなくてもよかった、とは思わないこと
しなくてもよかったんじゃないか、
と一瞬思ってしまうようなことが、あるかもしれません。
たとえば、
災害備蓄
いつ起こるのかがぜんぜん分からない災害に備えて、
何年も、何十年も、
もしかしたら自分が生きている間、
一生、本来の目的で使うことのないものになるかもしれません。
備蓄物の消費期限がきて、
新しいものに更新するときに、どう思うか。
いままでの備蓄は無駄だった、とは思わないようにしています。
むしろ、無駄になってよかった、よかったと。
そう思いながら古くなったものを処分するのが
正解だと思っています。
まあ、それがあたり前でしょう。
このようなことは、
ほかにもたくさんあると思います。
保険に入るということも
同じようようものでしょう。
保険事故が発生しなくてよかった、と。
保険金を受け取ることが第一の目的ではないからです。
まあ、積み立てだったら
もらって嬉しいですが。
保険は高い買い物ですので、
どのように入るのかは考えるところがたくさんあるにはありますが。
それが保険というものだと思っています。
いろいろな保険がありますが、
たとえば自動車保険に入らないなんて、
それは罪だとすら思います。
シートベルト
事故らなかったからといって、
まさか、
シートベルトをしていたことが無駄だったとは思わないでしょう。
じゃあ、事故りたかったのかと。。。
安全運転
先ほどのシートベルトと同じですよね。
安全確認をしてから、アクセルを踏みます。
交通確認をしないで飛び出すなんて冒険はしません。
健康診断
異常なし
これでホッとするのが通常でしょうが、
健康診断を受けたのは時間の無駄だったとは思いません。
人間ドックも年一で受けておきたいものです。
勉強
これも、同じです。
勉強して、明日にでもそれが役に立つようなことが起こるなんて、
まず思えません。
じゃあ、今日の勉強は無駄なのでしょうか。
成果がいつ出るのか、
どんなふうに出るのかがはっきりと分からないからこそ、
勉強の面白みが増すのであって、
どんな成果がでるのかなんてあらかじめ分かっていたら、
そのほうが、かえって人生がつまらなくなってしまいます。
勉強は、店頭でモノを買うような感覚ではいけないと思います。
確認
仕事でも、日常でも、
ちょっとした不安があったときにどうするか。
念のための確認を入れることになるでしょう。
その確認の結果、
やっぱり最初から思っていた通りだった、
ということであったとしても、
その確認が無駄だったとは決して思いません。
ざっと、
代表例かな、と思われるものを挙げてみましたが、
ほかにも、もっとたくさんあると思います。
これらのことは、
それが一見、無駄になったのでは、
と思ってしまうようなことがあったとしても、
それをしなくてもよかったとは
決して思わないようにしていることです。
もちろん僕は、従来から、
決して無駄とは思わないことばかりなのですが、
気になったこともちょっとありましたので、
あえてここにいくつか並べてみました。
安心
安全
健康
確認など、
これらに関することは、
無駄になって、むしろよかった、
と思うようにするのが正解です。
もうすぐ新しい年を迎えるようになりますが、
来年も、
これらたくさんのことが
一見無駄になった、
そしてそれでよかった、
と思えるような年であってほしいと思っています。
ご覧いただきまして誠にありがとうございました。