好きのレベルは気にしなくていい
どこまで出来るようになったら、
「~出来ます。」
とか、
「~好きです。」
「~やっています。」
と言えるのか。
まあ、
仕事と、仕事以外(趣味とか、私生活とか、運動など)とでは、
全然とらえ方が違うでしょうけれど。
僕は、仕事以外の、私生活や趣味の範囲ならば、
上手に出来なくても、
あまり詳しくなくても、
これが趣味だ、
それが好きだ、
みたいなことはときどき口にしています。
ここにもそういったことを、少し書いています。
たとえば、
ヤドカリ。
僕のペットに、ヤドカリが2匹いるのですが、
このヤドカリの話を、このブログに書いたことが何度かあります。
あるとき、知り合いと話をしていたら、
たまたまその人が”超”の付くくらいのヤドカリ・オタクでした。
その人の話を聞くと、
僕の飼っているヤドカリとは種類は違うのですが、
内容的には、
まさに論文級、
研究者レベルでした。
その人の話しでは、
僕がペットとして飼っているヤドカリに僕自身が癒されているような、
そんな、ぽかぽかとしたようなレベルではありません。
その人から見たら、
よくもそのレベル(僕のレベル)でヤドカリが好きだなんて口にできるよね、
と嫌味を言われてもおかしくないようなレベルだったと思います。
(まあ、その人は大人なので、そんなことを僕には言いませんでしたが。)
それでも、
僕は、
ヤドカリが好きなんだから、
ヤドカリが好きって言って、
なんにもおかしくないと思っています。
好きなもののレベルなんて、
自己満足でいいじゃないかと。
別に好きのプロ級にならなくてもいいじゃんか、
と思っています。
仕事では、
一定のレベルに到達していなければ、
自分も、相手方も、
お互いが不幸になる可能性があるとは考えますが、
趣味とか、私生活とかなら、
あまり他とのレベル差を感じて引け目にならなくてもいいんじゃないかな、
と思っています。
もちろん、それがきっかけとなって、
向上心に目覚めたり、
自分も極めてみる道に進んだりして。
そういう流れは、
それはそれで、素晴らしいことですが。
遠慮しないで、
好きなこと、
楽しかった経験とかは、
どんどん口にして大丈夫。
こういうことについては、
背伸びは要らないかな、
と、僕は思っています。
ご覧いただきまして誠にありがとうございました。
そのうち音感イマイチな僕が、
音楽が好きだ、
歌うのが好きだ、
とか言い出すかもしれません。
今までに何回も恥をかいて、
心を閉ざしてきましたが、
好きになったんなら、
別にどう見られてもいいじゃん。
人は人、自分は自分。
レベルは余り気にしません。
「~を初めて体験しました。」
であっても、ぜんぜん良いと思っています。
常に、どこかに、
上には上がいるわけですので、
そういうことを気にしていると、
一生誰にもしゃべれない、書いたりも、口にしたりも、
卑屈になって出来なくなるわけでしょうから。
ということで、
好きに対しては、マウントが来てもぜんぜん気にする必要はないということになります。