ヤドカリの冬支度

ヤドカリの冬支度が整いました。

 

我が家のペットの話です。

 

 

もう何年も(10年近く?)

ヤドカリを飼っています。

 

大阪の堺に住んでいるときに、

近くの公園で夜店があったのですが、

そこで、

金魚すくいならぬ!ヤドカリすくいをやっていました。

 

うちのヤドカリは、水の中に住んでいるヤツではなく、

陸上生活するほうのヤツで、

砂を敷いてやると、

砂の上を動き回ったり、

砂にもぐったり、

オブジェの流木に上ったりするような

可愛いヤツです。

 

ちなみに、主食はポップコーンです。

 

 

堺の夜店で娘が見つけて、

コレほしいというので、

そのヤドカリをすくうことにしました。

 

いくら水につからないとはいえ、

石ころのようなヤドカリを

当時まだ幼い娘の不器用な手でゴロゴロとすくうと、

一瞬であのペラペラの薄い紙が破けたように思います。

 

でも、参加賞として、

2、3匹もらったのかな。

 

ヤドカリとは

それからの長い付き合いです。

 

上手く飼うと20年くらい生きるみたいですが、

砂にもぐって脱皮してる最中に

ほかのヤドカリとかち合ってしまって

星空に昇るものもいます。

 

残り1匹となった時点で、

なんか寂しく感じるので、

新しい仲間を加えるうちに

かれこれ10年ほど経ちました。

 

いまの子たちは

長い子で5年くらい一緒かな。

徐々に大きな貝殻に引越ししています。

 

新しいモノ好きの生き物なので、

目新しい貝殻を入れてあげるだけではなく、

ちょくちょく部屋の模様替えをしてあげないといけません。

人生と同じく、

ヤドカリも刺激があってこそ元気に育ちます。

 

もともと、冬が来ない暖かい場所に住んでいる生き物なので

冬眠はしません。

15度くらいまでが限度かな。

それより寒い日が続くと、

やはり、星空へと昇ってしまいます。

 

そこで、冬の間は

僕たちの手によって

暖かくしてあげる必要があります。

 

ヒーターがその代表的なものですが、

僕は、水槽の底と側面の2か所に貼り付けています。

 

↓こんなやつです。

底用

 

側面用

 

でも、コレだけではちょっと足りないかな。

部屋に暖房をつけていない夜から朝方にかけては

かなり冷えるので、

夜寝る前には段ボール箱に入れて

セロハンテープで封をします。

 

こんなかんじです。

 

 

段ボールには内にも外にも銀色の保温シートを貼り付けて、

可愛いテープで模様付けしています。

 

これも10年くらい使い続けているものです。

 

 

うちでは、犬や猫などの動物を飼ったことがないのですが、

(マンションで買えないという事情もあるので。)

 

なにか、ちょっとした生き物を飼うことによって、

情操教育ってやつでしょうか、

豊かな心に育ってくれているかなと思います。

 

いま一番癒されているのは、

娘ではなく、

妻かな。笑

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。