栗をいただきました!
ここ最近、たくさんの栗をいただきました。
まさに”旬”のモノですね。
めっちゃ嬉しいです。
先日帰宅して、マンションの1階にあるポストを開けると、ひらひらーっと宅配の紙を発見!
紙に書かれた番号の宅配ボックスを開けると、
なんと!一瞬でそれと判る栗の絵柄がプリントされた段ボールが!
おおっ
栗だ―
疲れて帰ってきたにもかかわらず、
一気にテンション上がり、
家に帰るやいなや得意気に家族に見せました。
別に僕の手柄ではないのだけれど得意気です。
ほらっ
で、さっそくスマホのカメラで
パシャ
ね、おいしそうでしょ
いとこからの贈り物でした。
せっかくなので、ご近所様にも少しおすそ分けさせてもらいました。
他にも、
以前の勤務先の方からいただいた栗の渋皮煮とか、
訪問先のお昼ご飯でいただいた手作りの栗おこわ。
(写真撮る前に食べちゃったけど)
最高っす!
でも栗は、料理するときは結構大変みたい。
我が家でも栗ご飯をいただきましたが、嫁さんの指先が”イテテ”になってました。
春先につくしの”はかま”むいて僕の指先が茶色に染まるのとは、指先に染まる色は同じでも、痛さが違う。
でも美味しかった、
ありがとう。
・・・・・・・
時代は昔、
昔話に「栗」が登場します。
柿の種を拾ったサルと、
おにぎりを拾ったカニの話、
「さるかに合戦」です。
サルはカニのおにぎりが欲しくてたまらず、カニに提案しました。
「カニさんカニさん、この柿の種をまけば毎年甘くておいしい実がなるよ。おにぎりと交換してあげようか?」
(絵本の”おにぎり”がとてもおいしそう。)
「サルさん、ありがとう!」
カニは喜んで庭に柿の種をまきました。
「はやく芽を出せ柿の種。出さぬとハサミでちょん切るぞ。」
(この言葉スゴイと思います。魔法の言葉だと思います。)
カニは毎日水をかけて大切にに育てました。
やがて柿の木が立派に成長し実がおいしく熟すころに、サルがやってきて言いました。
「おいらが木に登って柿の実を採ってやるよ。」
でもサルは木の上で自分だけ熟した柿の実を食べ、
下にいるカニに向かっては、青くてカチンコの柿の実を投げつけたのでした。
それがカニにあたって甲羅はつぶれ、カニは死んでしまいました。
死んだカニは母親カニで、そのときに子ガニたちが産まれました。
やがて大きくなった子ガニたちは、
母親カニの仕返しをしようと、
栗、蜂、牛の糞、臼と一緒にサルの家へ向かいました。
(ここで「栗」の登場です。)
サルが留守にしている間に、こっそり隠れて仕返しの罠を準備してサルの帰りを待ちました。
やがてサルが帰ってきて囲炉に火をつけると、
隠れていた「栗」がポンッとはじけ、
サルのお尻にぶつかりました。
「あちちちち!」
サルがお尻を冷まそうと水がめに行くと、隠れていたカニがサルのお尻をはさみます。
「いてててて!」
そこから逃げるサルを蜂が針で刺して攻撃します。
「あいたたた!」
サルは外に逃げようとしたのですが、
牛の糞に足を滑らせて転んだところに
上から臼が落ちてきて、
THE END
・・・・・・・
だいたいこんな感じのストーリーです。
子どものころに、こんな本を読んでいたのか。。。
昔、武士の時代、仇討は認められていましたからね。
この昔話、結構考えさせられる内容で、
なぜサルはカニに熟した実を与えなかったのか、
柿の実を独り占めしなくなるようなアイデアはなかったのか、
合戦にならない手立てはなかったのか、
他にとるべき方法はなかったのか、
ルールを作るならどんなルールがいいのか、
など、
考えると深いですね。
ほっ
我が家は平和だ~
「さるかに合戦」のように
熱くなった栗がはじけ飛ぶこともなく、
僕は甘くてしっとりとした栗を味わうことができました。
(オイ、罠じゃねーだろーなー汗)
ご覧いただきまして誠にありがとうございました。