今年もヤドカリの冬支度です。
今年もヤドカリの冬支度をする季節となりました。
ヤドカリは冬眠することができず、
毎年のように、
冬場になってくると、
ヒーターを取り付けたり、
水槽をダンボール箱で覆ったりして、
常に暖かい状態にしてあげる必要があります。
ヤドカリにもいろいろ種類はあるでしょうが、
うちで飼っているのは、
砂の上をひょこひょこ歩いたり、
砂の中にじゃりじゃりと潜って生活する、
オカヤドカリという種類のやつです。
基本的に、水中での生活はしません。
塩分や水温を気にしたり、
定期的に水替えをしたり、
といった必要もなく、
僕のほうからしてみると、
飼うのに手間のかからないやつです。
ただ、水中で生活しないからといって、
まったく水が要らないわけではないです。
湿度計を定期的に見て、
乾燥には気を付けるようにしています。
霧吹きで湿度を保ってあげたり、
水飲み場を作ってあげたりする必要はあります。
まあ、水飲み場とはいっても、
ペットボトルのフタくらいなもので十分なので
やはり、
手間はかからず、楽ちんではあります。
水飲み場は、こんな感じです。↓
のどが渇くのでしょう。
水を入れてしばらくすると、
ヤドカリは
ひそかに水飲み場に近づいてきて、
ハサミで器用に水をつかんで、
口の中に運んでいる姿が見られます。
水滴を食べている、
というイメージですかね。
写真奥に写っているのは、レタスの切れ端です。
主食はポップコーンですが、
野菜も与えて、バランスには気を付けています。
夏場には、きゅうりのヘタを入れてあげることが多かったです。
あとは、
グリーンリーフというのでしょうか?
サラダにトッピングするような葉っぱを
事務所のベランダの植木鉢で栽培しています。
ときどき、数枚収穫して家に持って帰って
ヤドカリにあげて、喜んでもらっています。
事実、喜んででいるのかどうか分かりませんが、
表情や、動きには変化があるのは十分に見てとれます。
それを見て、僕は、ヤドカリは喜んでいるのだ、
と解釈するようにしています。
声での会話ができないので、
自然と、そうなります。
あと、
ヤドカリが喜ぶのは
”日光”
ですね。
以前までは、部屋のライトが当たっているからと、
太陽の光が直接当たらない場所に置いていたのですが、
今月に入ってから、
朝の光が差し込む場所に、水槽の場所も向きも変えてみました。
これがドンピシャで、
表情や、動きには変化が即座に見てとれました。
大喜びですね。
これが夏場だと、
日光を当てることによる水槽内の蒸し風呂現象に
要注意(つまりNG)だとは思うのですが、
その心配のないだろう冬の季節は、
朝の数時間の、低めに入ってくる日差しによって、
ヤドカリはすこぶる元気になってくれるみたいです。
これからの季節は、朝の日差しは、
正解だったようです。
朝の光を浴びて、
最近では、流木のうえでくつろぐことが多くなりました。
僕もときおり、
水槽の横で、その姿を見ながら、
ぽかぽかとくつろいでいます。
ご覧いただきまして誠にありがとうございました。
1年前にもヤドカリの記事を書いていました。
よかったら、ご覧ください。