我が家の定番になってきた梅酒作り、今年も梅酒を仕込みました。

我が家の定番になってきた梅酒づくり。

今年も梅酒を仕込みました。

 

梅酒作りをはじめたのは、3年前。

 

今までやったことのない何か新しい挑戦を毎年1つはやってみたくて、

当時は梅酒作りに挑戦してみました。

 

挑戦と言っても、たいそうなのはその言葉だけで、

実際には、

  • 道具(瓶)と
  • 材料(梅、リキュールなど、角砂糖)

があればいとも簡単にできてしまう。

 

根気が必要になってくるのは、完成を待つまでの時間だけで、漬け込んだからといってすぐには試飲できない。

忘れたころに出来ている代物だ。

 

しかも、

少しずつ、

時間が経つにつれて味わいにコクが出てくる。

“〇年モノ”と銘打っている商品の良さと同じである。

 

いつが完成かなんて分からないし、そんなものはどうでもよくなってくる。

その時々に、

「んまっ!」と言えたら

その時々が完成なのである。

毎回毎回膝を打って飲んでいる気がするが、これはそのためだろう。

 

 

切子グラスで飲むロックが美味しい。

梅酒が漬かった広口瓶から小さなボトルに取り出すときには、新潟は燕三条のステンレスレードルですくい出している。

 

味わいを引き立たせるには小道具も大切だ。

味覚には見た目も大切であり、そして作法までも影響していることは間違いないと思う。

 

 

そういえば、、、

幼いころから、

実家では、

毎年のように梅を色々なモノに漬けている。

 

小中学生の遊び盛りの頃は、

「梅シロップ」

(当然アルコール無し)

 

真夏に屋外の広っぱでガンガン遊んでいたときに、母親の作ってくれた「冷たい水割り梅ジュース」が最高の体力増強剤となっていた。

幼馴染の友だちが、「宮もん家の梅ジュース最高やわ、細胞レベルで元気になるわ。」と言って母親を喜ばせていたのを今でも思い出す。

 

幼い僕としては、本当は自家製のジュースなどではなくて、

コーラ

ラムネ

チェリオ

スコール

あたりをぐいぐい飲んでみたかったのだが、

口の肥えた幼馴染の言葉には妙に説得力があって、嬉しく思ったものだ。

 

 

そして、

「梅干し」

 

実家では南高梅のような大きな梅を使わずに、

ビー玉くらいの小さな梅干しが定番となっている。

(これを書き始めると唾液がでてきた。)

 

今でも冷蔵庫に梅干しの入った小瓶を常備しており、

なくなりかけたら実家にもらいに行っている。

 

市販でも、これまでに美味しい梅干しにたくさん出会ったけれど、

実家の梅干しの味が”自分たちの梅干しの味”となっている。

 

 

そして、

「梅酒」

 

もしかしたら、これは実家の味を超えたかも知れない。

自画自賛

 

いや、

娘の手柄

 

梅酒作りの際には、

必ず娘に手伝ってもらっている。

 

梅を水洗いをして、

ヘタを爪楊枝でピンッとはじき取って、

水分をキレイに拭き取って、

分量を量った角砂糖と、

広口瓶に交互に入れる、

それだけ。

 

これらを娘と一緒に流れ作業方式で行って、

最後に、

娘の文字で日付などを記したシールを瓶にペタリと貼ってもらう。

 

たぶん、このブランドマークを目にするからなおさら美味しいのだと思う。

 

親バカの披露でした。

 

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。