インストラクターのサプリメント代は経費になるか
スポーツ教室などのインストラクターのサプリメント代は経費になるか
スポーツ教室などに通うと、とても体の引き締まった、かっこいい・美しいインストラクターに指導をしてもらえると思います。
当たり前といえば当たり前なのですが、あきらかに自分のような中年ぶとりした体形とは全然違う、無駄のない引き締まった体をしており、
自分も教室に通い続けることによって、インストラクターと同じような引き締まった美しい体になることを想像しつつ、期待しつつ、教室に通い続けることになります。
このようなインストラクターは、日頃のスポーツ、運動はもちろんのこと、体をつくりあげるためにサプリメントを摂っていることもあるのですが、
今回は、果たしてインストラクターが摂るサプリメントに要する費用が、必要経費になるのかどうかについて、見てみましょう。
仕事に直接必要なことが明らかであれば必要経費になる
仕事に直接必要なことが明らかであれば、その費用は必要経費となります。
サプリメントを摂ることがインストラクターをするうえで明らかに必要であるならば、必要経費に算入することができるといえます。
ただ、どこまでが仕事に直接必要かを明らかにすることは単純ではないところもあると思います。
今であれば、コロナの影響もあり、教室でのレッスンのほかにも、SNSで広告をうったり、レッスンの動画の配信もあるかもしれません。
ポスターにするための撮影も考えられます。
要は、プロのインストラクターとして仕事をするうえで、モデル的な要素や広告的な要素も必須と考えて、体型を整えることがビジネス上必要だとなれば必要経費になってくる可能性はあるでしょう。
もちろん内容にもよりますが、もし、インストラクターをしていなかったらまず使用しないだろうとか、日常生活を健康に過ごす程度の理由ならあえて使用しないだろうというものを、
インストラクターとして仕事をするために敢えて摂るのであれば、仕事に直接必要な経費と位置付けることができるのではないでしょうか。
単なる自身の健康維持や体力増強目的だけなら経費にならない
裏を返せば、サプリメントの摂取が、単なる自身の健康維持や体力増強目的だけなら必要経費にならないということになります。
客観的にみて、健康維持のためのサプリメントが、インストラクターの仕事にとって、直接必要であることを主張するのは難しいですよね。
もちろん仕事をするうえで健康維持は大事なのですが、これはなにもインストラクターの仕事に限った話しでありません。
このような理由では、仕事に直接必要であることが明らかとはいえないでしょう。
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