メッセージの意味を理解できずに心配になったこと

先日、

ライン電話をしようとしたら、

「通話の録音を許可しますか?」

みたいなメッセージが立ち上がったので、

 

通話を録音されるのは嫌だなと思って、

許可せずに、却下すると、

その後、ライン通話ができなくなりました。

 

通話ボタンを押しても、

「この機能(ライン通話)を利用する権限がありません」

みたいなメッセージが出てきて、

通話できなくなったのです。

 

 

それは困る、

と思って、調べてみると、

 

どうやら、

「通話の録音を許可しますか?」とは、

実際には、ラインが僕の通話を録音するわけではなく、

「マイク機能を使うことを許可してもよいか?」

ということの確認メッセージだったようです。

 

マイク機能を使って一部録音するような使い方があるから、

システム的には広い意味で

「通話の録音」

という表現としているらしいですね。。。

(僕には詳しくは分かりませんが。)

 

 

じゃ、

最初からそう聞いてくれたら、

却下しなかったのにね。

最初から、そのように

ちゃんと聞いてくれればいいのにー

と思った次第です。

 

 

 

また、先日、

携帯電話の会社を変更したのですが、

 

初期の登録をするために、

その携帯電話の会社のサイトにアクセスしようと

電話番号とパスワードを入力すると、

 

「お客様のご契約・ご利用状況ではお手続きできません。」

というメッセージが表示されました。

 

 

えっ!?

なんか間違ったのかな?

と思って、

携帯電話の店の人によくよく聞いてみると、

 

今の時間帯は

サイトへのアクセスが集中しすぎているので、

時間をおいてからすればアクセスすれば問題ない、

とのことでした。

 

実際に、数時間たってから同じようにアクセスすると、

すんなりと初期の登録が完了しました。

 

 

じゃ、

最初からそういうメッセージをくれたら

心配しなくて済んだのにー

 

 

「お客様のご契約・ご利用状況では手続きできません。」

なんてメッセージがでたから、

なんかこっち側に不備があったのかと思って

心配したじゃないかー

 

「お客様のご契約・ご利用状況では手続きできません。」

というのは正確ではなく、

たとえ広い意味ではそう表現できたとしても、

「アクセス集中しすぎ。時間をおいてから再度お願い。」

みたいに表示すればよかっただけじゃん。

 

 

携帯電話の会社側(実際は、別のところかもしれないけど。)の問題なのに、

正確な表示ではなかったので、

契約初日にして、

いきなり不信感が生じてしまいました。

 

 

 

この、

「じゃ、最初からそう表示してくれればよかったのにー」

みたいなのは、

 

別に、ライン通信や、携帯電話会社に限らず、

どの業界にも、どの職業にも

起こりえることかもしれません。

 

もちろん、税理士の仕事でも。

 

広い意味では・・・確かに含まれるよね

とか、

専門用語では・・・そうも表現するよね

ということでも、

 

その言葉を使うと、

相手方にとっては違ってとらえられることもありそうです。

 

 

 

実際に僕も、

ちょっと前に、

お客様の奥様がノートに手書きで記帳をしていたのを

拝見したことがあったのですが、

 

そのノートの記帳について、

「日記帳みたいなもの」

と僕が口にしたときに、

 

旦那様が、その奥様のことを、

プッ、

と笑ったことがありました。

 

 

あっ、と思って

「仕訳日記帳」のことや、

総勘定元帳、

貸借対照表、損益計算書への展開のことも簡単に説明して、

すかさずフォローしたので、

 

ああ~そういうことですか~笑

と場が和んで事なきをえたのですが。。。

(下手したら怒らせてしまう可能性もあったかもです。)

 

旦那様は、

僕の「日記帳みたいなもの」という発言を、

奥様が付けたノートの記帳がまるで日記みたいなもので、

経理として全然様になっていない、

記帳ではなくて日記みたい、

と捉えられたようで、

奥様のことをクスッと笑ったようでした。。。

(仲良し夫婦なのでよかったです。)

 

 

 

専門用語のほうがわかり易い、

誤解が生じない、

ということももちろんありますが、

 

その逆に、

専門用語(言葉の定義)を知らなければ、

誤解や、心配が生じるときもあります。

 

以前の奥様のときは、

目の前にいらっしゃる奥様や旦那様の

顔色や表情の変化、そして笑いがあったので

すかさずフォローできましたが、

 

これがメールやラインのように文字だけだと

ときには要注意!かもしれませんね。

 

ラインの

「通話の録音を許可しますか?」

とか

携帯電話サイトの

「お客様のご契約・ご利用状況では手続きできません。」

のように、

(少なくとも僕には)正しく伝わっていないことがありましたので。

 

 

お会いして話をすれば、

(あるいは、ZOOMや、電話ででもお話をすれれば、)

認識のズレが生じにくい、

ズレが生じても、まだ軌道修正しやすいと思っています。

 

認識にズレが生じないように、

生じたズレに敏感になれるように、

 

気を付けたいところです。

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。