何かの「役」を頼まれたときにどうするか。
何かの「役」を頼まれたときにどうするか。
ビジネスから離れたところの話です。
僕の住んでいる地域なら、
身近なものには、町内会があります。
町内会長や副会長、
そして組長など、
いろいろな役は、
いちおうほぼ輪番制で回ってはくるのですが、
いったん組長になった人たちの中で
さらに細かな役決めがあり、
重い役か、軽い役かの違いはありますが、
何か1つは役を引き受けなければなりません。
その役決めでは、
年がら年中なにかをしなければならないような重たい役を引き受けるのか、
(会計とか、氏子総代とか、)
それとも、
年間イベントが1回こっきりの比較的軽い役を引くのかを、
はじめは組長の中からの立候補にはじまり、
その後、
じゃんけんや、くじ引きで決めたりしています。
町内には、ほかに、
防災委員会もあったりします。
これは近隣の住人にはいろいろな事情(年齢的なものとか、障害とか、)がある方がいらっしゃるので、
災害があったときに備えて
そういった事情も含めて、
今何に取り組むかといった勉強会や実演会をしています。
ほかにも色々ある(らしい)のですが、
僕はこれらの2つの話があったときには、
これまで、
気持ちよく引き受けてきました。
組長に関しては、
自ら重たい役に手をあげたりもしていました。
(重い役よくやるね~、と何人かから感心されていました。)
防災委員会のほうは、
他の防災委員の方たちよりも僕は専門的な知識にかなり欠けているのですが、
それでも自分の勉強のためにということもあって、
役を引き受けました。
自分の属するコミュニティーにどこまで関わるか
といったことですが、
僕ははじめから壁を作らずに、
自分のできる範囲で関わることにしています。
(あくまでも、そのタイミングで可能な範囲内でですが。)
何かの「役」の話があったときが
そのコミュニティーに入っていくきっかけになったりもします。
これまで、会社が変れば、
考え方や文化がそれまでとは全然違うことに驚くことが多かったのですが、
地域のコミュニティーに入っていくと、
それにも増して、
比較にならないくらい、
世の中にはほんとに”多種多様な常識”が存在するものだなぁと
驚くことが多くあります。
バックグラウンドがみんなバラバラなのでそうなるのでしょう。
(僕の目から見て、良い、悪いは別にして。)
☆☆☆☆☆☆☆
大学を卒業し、
新入社員として入った会社で、
はじめて忘年会の幹事を受け持つことになったときのことを思い出します。
その部署は、
年齢バラバラ、
性別バラバラ、
住んでる場所バラバラ、
(おまけに車通勤)
昼勤・夜勤の混在
事務職・現場職(船員)の混在
食べ物の好き嫌いがバラバラ
アルコールだめの人もいる
僕がペーペー
怖い上司の存在
なにに対しても文句ばかり言う人がいた
まだ見知らぬ土地
アウェー
もちろん限りある予算
・・・
幹事って、、、
いったい、どーせーっちゅうねん
ムカッときて、
幹事の話が来たときに
僕は怒りをあらわにしたのですが、
そのとき、
そこの部長からお叱りを受けたことを思い出します。
それ(怒ること)は間違ってるぞ、と。
この程度の幹事ビシッと恰好つけろや、
これくらい束ねられんでどーすんねん、
みたいに言われて。
そして、
泣く泣く幹事をしたことを思い出します。
果たして、そのときの幹事が
上手くいったのか、
上手くいかなかったのか、
あまり思い出せませんが、
(自分が酔ったからなのか…)
でも、
いったん取り組み始めれば、
意外と、
「協力者」
の存在があるものだなぁ、
という感覚はそのときにつかめました。
ほんとは僕に文句言いたいけど我慢してくれたり、
僕の目の届かないところで手伝ってくれたり、
進行の合図などをしてくれていたのだと思います。
何かの「役」を頼まれたときにどうするか。
最近、ちょっとした話が入ってきたので、
(ま、気心の知れた、趣味・娯楽みたいなものの話ですが、笑)
これまでの地域でのこと、
そして、
はじめての幹事のときのことなどを
ふと思い出しました。
どうしようかな、
じゃ、
受けてみようかな、
と考えているところであります。
ご覧いただきまして誠にありがとうございました。