手書きのチカラ

夕方、

出張から帰ってくると、

事務所の郵便受けに

はがきが入っていました。

 

手書きです。

 

差出人は、前日にお会いした方です。

 

 

「あっ、やられた。。。」

と思いました。

 

 

やはり、

社会的にも立派な立場にいらっしゃる方は、

こういったところにも

誠実で礼儀正しく、

細部にも目が届き、

かつ、スピード感も持っていらっしゃるのでしょう。

 

と同時に、

デジタルの時代になっても、

はがきのチカラの絶大さを感じました。

 

 

つい先日、

はがき、はがき、と思いながら、

日が経つのは早いもので、

いつのまにか

暑中見舞いはがきの季節になっていました。

ぼちぼちかなぁ、

なんて思っていたのですが。。。

 

なかなか夏が来ない感じの空模様、肌感覚でしたが、

暦では、もう暑中です。

 

先ずは、

はがきを買いに行かないといけません。

 

 

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はがきついでですが、

僕はデジタル波というよりは、

かなりのアナログ派で、

紙を好んでいます。

 

本を読むのも

紙の書籍のほうが圧倒的に多いですし、

(紙と電子が両方あれば必ず紙のほうを買います。)

資料でも、

わざわざプリントアウトして

紙で見ようします。

(資料にもよりますが。。。)

 

紙がもったいないとか色々あるでしょうが、

目が疲れなくて済みますし、

僕は元々目が弱い体質なので、

自分の目を守るためにも、

(できるならば、)

そうしています。

 

まぁ、

単純に紙に触れるのが好きということでもありますが。

 

 

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手書きといえば、

今までで一番たくさん「手書き」したのは、

税理士試験だったと記憶しています。

 

もし当時、

税理士試験がパソコンを使って申告書を作成したり、

理論をタイプしたりするような試験だったら、

僕の合格は、危なかったでしょうね。。。

 

幸い、税理士試験は手書きでしたので、

腕力を頼りに、

時間の限り書きまくっていました。

 

「字が崩れても、あとになって自分で読めないような字であっても、採点委員は必ず読んでくれる。」

という講師の言葉を信じて

ひたすら書いていました。

(法人税法の理論で多発する「その」と「各」のどちらでも通用するような崩れた文字も練習?したくらいです笑)

 

最近の税理士試験は、

僕のときとは違って、

考えさせる問題が主体となっているみたいで、

”書きたいけど書ききれない”といった量をこなすような試験科目というのは随分と減ってきたと聞いています。

 

それでも、

税理士試験では、腕力は重要だと思います。

 

いざ”書く問題”が出てきても対応できますし、

ピンときた時の瞬発力も出ますし、

ラスト数分の粘りも効きます。

何より、

「自信」を持って試験に臨むことができると思います。

 

 

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えっと、何の話でしたっけ?

 

そうそう、

手書きのハガキ

 

最近ではオシャレな手書きはがきに仕上げてくれる

代筆業者も多くあると聞いていますが、

(それはそれで、ナイスアイデアですが、)

僕は自分の出すはがきに

今後は

せめて一か所くらいでも手書き部分を入れておこうかな、

と思った次第です。

 

受け取って嬉しいと感じたところ、

良いと思ったところは、

あらためて

真似してみようと思いました。

 

 

ご覧いただきまして誠にありがとうございました。